質より量か

ブログで成果を出すには、100記事以上からという定説がある。

あらゆる成功には、ある一定程度の作業量が必要だ。

それぞれに必要な量の大小はあれど、作業無くして成功はありえない。

ただ、ただ闇雲に量をこなしても、それが成功につながっているとは限らない。

正しいメソッドや考え方のもとで作業を積み重ねなければ、単なる苦労だけで終わってしまう。

ただ、無駄にはならないとは思う。

失敗も、それはそれで一つのデータとなるからだ。

失敗せずに成功することは難しい。

失敗したことで、この方法では成功しないということが検証される。

そして、また別の仮説を立てて、作業をこなしていくと、またデータが取れる。

その末に一つの成功がある。

だから、質を高めて成功するには、ある一定以上の作業は必ず必要になる。

この無駄と思える作業が耐えられないのであれば、成功は夢と消える。

イチローもコンスタントにヒットを打ち続けられるのは、途方もない素振りの果てに、成功のメソッドを見つけたからだ。

作業無くして、成功する方法は見つけられない。

闇雲に作業することは、一見して成功への近道のように考えてしまいがちだ。

ブログにしても、とりあえず何か書いてれば、そのうち稼げるだろうとか、そういった考えかただ。

成功するための1番の近道は、成功している人の考え方や、やり方を真似て、自分のものとしてアウトプットすることだ。

この人いいな、自分と似ている境遇だなという成功者を見つけたなら、その人を徹底的に真似ることだ。

世の中のビジネスの成功パターンは昔から変わっていない。

ある一定のパターンの中で、組み合わせや解釈が変わって見えるだけだ。

同じネタが繰り返し使われているのである。

自分で成功のメソッドを見出すのは、一生かかってもできるかは分からない。

もう既に先人の知恵として、成功している方法があるのだから、それを徹底的にパクるのが成功に最も早くたどり着く方法だ。

成功している人が、長い時間かけて習得してきた考え方や、やり方を学ぶのだ。

すると、その成功者が何百時間とかけて得た知識でも、数時間で習得できるものだ。

自分で散らばった情報を集め、精査し、分析して、知識として落とし込むことは、途方もない遠回りだ。

時間がないのなら、お金を払って、成功者の時間と知恵を買うのだ。

そして、その人から徹底的にパクリ、自分のものとして吸収する。

これが成功するための1番の近道だ。

例えば、大阪から東京に行きたいとする。

愚人はスタートと同時に東に向かって走り出す。

賢人は、東京への交通手段を調べ、まずどう行こうか計画を立てる。

そして新幹線で行くのか、飛行機で行くのか、方法を決める。

その方法を使うためには、どちらへ行けばいいのかが分かり、その方向に進み出す。

空港や駅が東京とは違う方向にあるとすると、一見して遠回りしているように見えるが、結果的に東京に先にたどりつくのは、賢人のほうであることは明らかだ。

ビジネスにおいて、最も大切なことは、まずゴールを見定め、そこに早くたどりつくための手段を見極めることだ。

その手段を取るために、必要な作業を行い、初めは遠回りだったとしても、成功に向かっていることがわかっていれば、続けられる。

空港にたどり着くまでには、ある一定程度の作業が必要なのだ。

量をこなして、初めて質が伴ってくる。

初めから質を求めても、それはできないものだ。

スポーツは、メソッドがわかったところで、いきなりうまくならないことと同じ道理だ。

地道に作業を積み重ねるしかない。

やるしかない。

やれることは全部やる。

これが成功への唯一の近道だ。

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